デトックス

毒かもしれない家族の話。元ヤプログ人。

子供のころ1


小さい頃の嫌な記憶がよく蘇るので

一旦書き出してみました。

暗い内容です。

↓↓






小さい頃

私は父に可愛がられていた

父は兄を毛嫌っていたように思う



両親と三人でよくお出かけに連れてってもらった



兄には内緒だ、とうるさく言われたが



お兄ちゃんは来ないの?

と聞けば

「今学校だから」

と笑ってた気がする


しかし

内緒話を黙ってられる幼稚園児はいるのだろうか

中にはいるだろうけど

私には出来なかった

両親は私に

「言ったら兄がかわいそうだから」

と言っていたような、言われなかったような

言っていたとしても

まず両親が

兄がかわいそうになる状況を作るのはどうなんだろうか

責任転嫁になるけど

兄にもらせば、兄は最初は怒っていた

しかししばらくすると、言ってもリアクションは薄くなっていった


バラしても両親は笑いながら咎めるだけで

私は悪いことをしている、という意識はなかった



家族から距離を置く兄

両親と比較的べったりな私


甘やかされたり、こうやってどこかつれてってもらえるなら愛されてた、と言われるかもしれないけど

わがままだとしてもこんな愛情いらないし、愛情じゃなくて「贔屓」だと思う

だから私はいい思い出だ、家族の愛だとは少しも思わない。




おかげで兄弟仲は最悪

今でも兄とは自然に話せない

今こうやっていろいろわかって

兄に

謝りたくて仕方ない

ごめん。

ごめんなさい。

私が男に生まれていたら、全然違ったかもしれない

女なんかに生まれたくなかった

兄貴と仲良く過ごしたかった

両親なんか跳ね除け

兄貴の味方になれたらよかったのに


この辺から、性別違和感もあった

もしかしたら生まれつきかもしれない

今でも女という性別は居心地が悪い



…兄貴に直接、恩返しはできそうにないけど

兄貴の子とは仲がいいから

せめて

子が幸せに過ごせるように

がんばるよ





話が脱線した



こんな家庭環境だから

いろいろ歪んでしまった



とは言え

母は父の言いなり

(母はかなり我が強いけども、父は強面で体もでかく、怒鳴るとめちゃくちゃ怖い)

父がいない時

兄妹ゲンカしても

鼻血出そうが

本気で殴られようが蹴られようが

耳が切れて血が出ようが

基本放置

めんどくさそうに止める

慰めもしない



父がいない日は地獄だった



父がいれば、兄は大人しい



パワーバランスがめちゃくちゃな家庭で



私は自分の立場が分からなくなっていったのかもしれない



幼稚園児の地点で

わがままで

偉そうで人を見下し

空気が読めない

嫌な子供の私が出来上がった





多分、続く